にきびの肌トラブルを治したい!!にきび肌の改善にはピル治療がオススメ!!

にきびがいつまで経っても治らない、綺麗な肌に戻らないなど、にきび肌は女性にとって辛い悩みです。にきびは体の内側からも改善していかなければ、中々治りにくいのも事実です。ここでは、にきびの肌トラブルに最適なピル治療についてお伝えします。

にきびとは?

にきびとは、肌の毛穴が炎症する病気の一つです。皮脂分泌が盛んになる思春期では、大体の方が一度はにきび経験者なのではないでしょうか。にきびには、13歳~18歳位にある思春期にきび、それ以降を大人にきびとして区別されています。にきびはよく肌トレブルで起こる皮膚トラブルですが、適切なケアを怠ってしまっていたり、専門家に受診して治療を受けていなかったりする方も少なくありません。にきびの炎症悪化は、患部に痛みを伴ったり赤く腫れ上がったり、様々な症状を招きます。また、皮膚の奥まで炎症が広がると、にきび跡ができてしまう恐れもあります。

にきびの原因とは?

にきびが肌にできる原因には、皮脂分泌過剰で毛穴詰まりが主な原因と言えます。性ホルモン分泌が増える事で肌がオイリーになります。基本的に性ホルモンと言うのは、乾燥から肌を守る役目を担っており、皮脂分泌を促して肌を潤します。にきびを悪化させる要因には、不安定なホルモンバランスによる過剰皮脂分泌が代表的な例に挙げられます。その結果、毛穴に皮脂が詰まり出口に角質溜まっていく事で、角質で毛穴の出口を塞がれターンオーバーを滞らせます。
また、毛穴の中には色々と細菌が潜んでおり常在菌と言うのですが、通常は肌へ悪影響を与える事はありません。しかし、中には悪影響を与えてしまう細菌もあり、その1つにアクネ菌が挙げられます。アクネ菌と言うのは、毛穴の中で皮脂を餌に菌の増殖が行われます。その結果、毛穴の中で炎症が起こる事でにきびを作り出し、炎症の重い赤にきびに繫がります。

にきびは部位別で原因が異なる?

基本的に、にきびは皮脂分泌の多い顔、胸、背中などにできます。主なにきびの原因は、皮脂分泌過剰と毛穴詰まりになりますが、にきびの悪化や発症を助長する原因と言うのは、実はにきびができる部位で変わってきます。

顔きび

顔と言うのは、皮脂分泌が活発なので、肌の中で一番にきびができやすい部位になります。特に、皮脂分泌が多いと言われる額や鼻筋のTゾーは皮脂分泌が活発で、毛穴が詰まりやすくにきびができやすい場所になります。また、洗顔で落としきれない化粧残りが角質に溜まり、毛穴を詰まらせてにきびの原因になる事もあります。さらに、常に空気に触れている顔は、皮脂が空気で酸化して固くなったり、細かなゴミが付着したり、毛穴詰まりを助長させている事もあります。なので、顔にきびはTゾーンをはじめ皮脂分泌の少ない頬や顎にもできます。

胸や背中のにきび

胸や背中と言うのは。実は皮脂分泌が多くニキビができやすい部位になります。胸や背中は衣類で蒸れやすかったり、十分な洗浄がしにくかったり、細菌繁殖しやすい場所です。なので、一度にきびができると炎症を起こしやすく、悪化しやすい特徴があります。

治りにくいにきびの原因とは?

ストレスが関係している

中々にきびが治らない場合には、日頃のストレスと関係がある事も考えられます。精神的ストレスや身体的ストレスなど色々なストレスがありますが、ストレスは皮脂分泌過剰を促進してしまう為、にきびの治りにくさに繫がります。なので、自分に合ったストレス発散方法で上手く切り替えるなど、休める時にゆっくり体を休む事も大切です。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスとにきびには深い関わりがあります。ホルモンバランスが改善されると、にきび改善が期待できるのですが、それにはちゃんとした理由があります。女性の場合、月経周期とにきびが連動している場合が多いのですが、サイクルが規則正しいかも注意してみましょう。月経周期が不規則な場合、専門家に相談してホルモンバランスを改善する治療がオススメです。

乾燥が関係している

乾燥肌はにきびができやすいと言われていますが、にきび肌は何もオイリー肌の方だけがにきびを発症するワケではありません。実は、肌の乾燥する事で肌を潤す為に皮脂分過剰になり、過剰生産された皮脂が原因でにきびができやすい環境になります。他にも、洗顔後は肌乾燥しやすくなっています。このように、乾燥もにきびを招く要素になる為、保湿をしっかりする事が大切です。

にきび治療に低容量ピルが注目されているワケとは?

低用量ピルの働き

低用量ピルは、女性の卵巣で生成されているホルモンです。エストロゲンとプロゲステロンの2つが主なピルの成分になります。ピルに含有されているこれらの女性ホルモンは、妊娠を防ぐ為に効果を発揮する薬ですが、女性ホルモンをコントロールできるので、月経に関する色々なトラブル解決の治療薬として、近年、大きく注目度されています。ピルで体外から女性ホルモンを取り入れる事で、脳が既に必要なホルモン分泌がされていると判断し、卵巣にホルモン分泌指令を出さない仕組みになっています。この事によって、ホルモンバランスを改善して一定に安定させる事ができます。

肌荒れ・ニキビの改善

ピルはあごや口の周りのニキビなど、肌改善に大きく貢献してくれるホルモン剤です。大人になると、男性ホルモン過剰でホルモンバランスが崩れてきやすくなります。低用量ピルには、卵巣・副腎由来の男性ホルモンを抑える働きがあり、ニキビや肌荒れ改善などが期待できます。 低用量ピルの主な成分のエストロゲンとプロゲステロンは、種類で含有量や成分が異なるので、美容効果を期待したい場合には、医師と相談した上で最適な低用量ピルを選択しましょう。

低容量ピルを服用するタイミング

低容量ピルは、含有されている女性ホルモン量で、低用量ピル・中用量ピル・高用量ピルは分かれています。特に、ニキビの軽減目的で長期服用する場合、低用量ピルを用いるのが一般的です。ピルは1日1錠を毎日同じ時間帯に服用する事が大事になります。そうする事で、血液中に存在する女性ホルモンを一定に保つ事ができるからです。基本的にピルは薬局での購入はできません。ちゃんと病院やクリニックで必要な検診を受け、その上でピルを処方してもらう事ができます。診察料や検査費用に関しては自費負担になります。

低容量ピルは安心して服用できる?

女性の皆さんの中には、「ピルの服用って少し怖いな」「服用するのが不安だな」と思っている方もいるのではないでしょうか。ですが、低用量ピルと言うのは、正しい知識に基づいて服用すれば、非常に安全でメリットも多い女性の味方となるホルモン剤すなので、大人ニキビも軽減する事ができます。
また、生理日をピルでコントロールする事も可能なので、大事な用事がある日でも、晴れやかな気持ちで迎える事ができます。低用量ピルは世界中で50年以上前から活用されており、最も世に普及しているホルモン剤の一つに挙げられます。ドイツで約60%、オランダで約50%、フランスで40%の女性がピルを服用しており、とても身近なホルモン剤と言えます。このように、様々なメリットのある低用量ピルは、女性の肌トラブル改善を高める治療に安心して活用できます。是非、にきびで悩みの方は、ピル治療を試してみ下さい。